《 リフレクソロジーとは 》

リフレクソロジーとは反射療法という意味です。
人間の手や足には『反射区』と呼ばれる全身の臓器や器官の神経の集中する場所があります。
ここを押したり揉んだりすることで、対応する器官に刺激を与えていきます。また、心臓から送られた血液が動脈を通り下半身まで送られます。しかし心臓まで送り返す静脈には弁があり逆流をふせいでいます。
しかも重力に逆らわなければいけません。
そこで足の筋肉が使われ、その収縮を利用し
血液を押し流す作用があるわけです。
まさにポンプの役割です。
これが『足は第二の心臓』呼ばれる由縁です。
ですが現代の生活は身体を動かしたり歩く機会も減りせっかく備わったそんな機能が働きにくい状態です。
足を揉むことでそんな働きを助けます。
その結果、身体の中の老廃物を外に排出しやすくします。
1)反射区を刺激することで対応箇所の働きを活発にする。
2)血液やリンパの流れを促し全身の血行をよくする。
3)老廃物を対外に排出しやすくする。
その結果、身体が本来持っている自然治癒力を高めていこうという療法です。

《 リフレクソロジーの歴史 》

足揉み療法の歴史は長く
最古の記録としては古代エジプト時代
紀元前2300年頃のものと思われる墓の壁に手揉み、足揉みを行う絵文字が残されています。
また、5千年前、中国古代の医学書『黄帝内径』の中には
「観趾法」という記述が出てきます。
これは足全体を良く観察し、揉むことで身体の改善を促すというものでした。
20世紀のはじめにはアメリカ人医師ウィリアム フィッツジェラルド博士が現代西洋医学の観点から研究。
『ゾーンセラピー(区帯療法)』として注目され、その後、ヨーロッパでの研究も盛んになっていきます。
今日のリフレクソロジー療法を確立したのがユーシス イングハム女史。
彼女は身体の解剖学的構造と足底のエネルギーゾーンとの相関関係を示し、「足は全身の鏡像である」と結論づけました。
私がベースにしている台湾式の足つぼマッサージは
1970年代スイス人宣教師ジョセフ オイグスター神父が広めたことが始まりとされています。
リラクゼーションとしてのイメージの強いリフレクソロジーですが、歴史的には初期の段階から解剖学、生理学など科学的説明をしようと努力されてきました。

《 リフレクソロジーの使用オイル 》

整体forestでリフレクソロジー(足ツボ、ハンドマッサージ)に使用するオイルはマカダミアナッツオイルをベースにティーツリーとラベンダーのアロマオイルをブレンドしたものです。

☆マカダミアナッツオイル (ベースオイル)

マカダミアナッツはオーストラリア・クイーンズランド州が原産の植物で、亜熱帯雨林地域に自生しています。生でもローストしても美味しく食べられ栄養豊富なマカダミアナッツは、昔からオーストラリアの先住民アボリジニーの大切な食料のひとつでした。
マカダミアナッツオイルは固く丸い殻に覆われたマカダミアナッツの白い実から採取されます。
マカダミアナッツオイルはパルミトレイン酸やオレイン酸などの不飽和脂肪酸が多く含まれ、人間の皮脂の成分に近い肌に優しいオイルです。その成分のおかげで酸化しにくく、さらに肌への浸透性が高く、お肌に乗せるとすぐに馴染みます。老化防止に効果があると言われ、乾燥肌対策や皮脂の分泌が減りだす30代以降のお肌のケアにお勧めです。


☆ティーツリー (アロマオイル)

ティーツリーはオーストラリアやニュージーランドに分布するフトモモ科の植物です。
強力な抗感染作用があり、オーストラリアでは原住民アボリジニーの間で怪我や皮膚の治療薬として利用され、第二次世界大戦中には消毒薬の代わりに使われていました。風邪などの感染症に対する免疫力を高めたり、皮膚の炎症や筋肉痛、打ち身などの痛みを和らげる効果もあります。


☆ラベンダー(アロマオイル)

シソ科の植物であるラベンダーはラテン語で「洗う」という意味の言葉が語源であり、古代ローマ人はラベンダーを入れて入浴したそうです。鎮静、鎮痛、抗菌といった作用があり皮膚の炎症や痒みを和らげます。またイライラした気持ちを鎮め心を落ち着かせる作用もあります。

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